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【○万円還付?!】2019年分の確定申告。やっぱりe-Taxが便利!

生活

こんにちは、まいたけ(@DrMaitake)です。

確定申告の期限延期が話題ですが、書類の準備が終わっていたこともありe-Taxを利用して、国税庁確定申告書等作成コーナーから確定申告をおこないました。

還付金が思ったより多かった

  • iDeco 80万円
  • 生命保険料控除 2万円
  • 医療費控除 80万円
  • ふるさと納税

などの控除があったこと、どうせ確定申告するからと年末調整に何も記入せずに提出したことから過去最高額の約156万円の還付見込みとなりました。

医療費控除は妊娠出産関連の費用がかさんだためです。不妊治療された方などももっと高額になることもあるかもしれません。

また、冒頭の画像のように、複数の事業所に勤務しているため、確定申告による税額の変更が大きくなります。それは、毎月の源泉徴収額一事業所ごとの月額給与によって税率が決められているのに対し、最終的な所得税は年間を通じての所得額によって税率が決まるためです。

給与所得の源泉徴収は一通りではなく、年末調整を受ける1箇所の事業所(「給与所得者の扶養控除等申告書」を提出している事業所)では甲欄という設定の源泉徴収が課されますが、それ以外の事業所では乙欄というより高い設定の源泉徴収が課されています。一事業所ごとの月額が小さければ本来の税率より低くなりますが、本来の税率より高い源泉徴収がされていることもあるのです。

参考:税額表の種類と使い方

e-Taxには事前準備が必要?

国税庁HPより

印刷して郵送する場合はログイン不要ですが、提出まで電子的に完了するためには以下のどちらかの方法が必要です。

  • ID・パスワード方式(暫定的な方法)
  • マイナンバーカード方式

マイナンバーカードは市区役所で申請したのち発行までに1ヶ月ほどかかるようです。申請自体は郵送などで可能ですが、受け取りのためには市区役所に赴く必要があります。

ID・パスワード方式はマイナンバーカードが普及するまでの暫定的なものです。事前に税務署でID・パスワードを発行する必要がありますが、 平成30年1月以降に会場などで確定申告をした場合はID・パスワード方式の届出完了通知を受け取っていることもあるようなので、去年の書類を確認してみてください。

確定申告のために保存しておく書類

事業所得や不動産所得のない多くの方が当てはまると思われる書類を列挙しておきます。

源泉徴収票

これがないと話が始まりません。

多くの事業所では1月に手渡しされるか、郵送されると思います。

小規模企業共済等掛金控除

iDecoの証明書ですね。証券会社から送られてきます。

生命保険料控除証明書

10月ごろに郵送されてきます。

ふるさと納税 寄付金受領証明書

これは寄付するたびに送られてきます。紛失しやすいので要注意です。

医療費の領収書

これも支払いごとに発生するので紛失しやすいですね。保険医療機関における1-9月分の支払い額は、12月ごろに送付される「医療費のお知らせ」でも確認できます。

健康保険・年金など社会保険の納付書

日本年金機構が発行したものが送られてくるか、コンビニ納付した場合の領収書などがその証明になります。

このように数多くの書類が必要になります。1年毎にファイルを用意して、なにかが届くたびにファイルに入れていくようにすると良いですよ。そのまま保管できます。

紛失してしまった場合、たいていの場合は再発行する方法もあるので諦めないでください。

書類の保管期限はいつまで?

e-Tax経由で申請する場合、入力するのは数字のみでふるさと納税の寄付金受領証明書や、医療費控除の領収書といった書類のスキャンなどは要求されません。そしてこれらの書類は自分で一定期間保管する必要があります。

個人の場合は、国税通則法という法律で5年間に定められているようです。

ですから、申告が終わったらそのまま「2019年確定申告:保管期間~2025年」などとタイトルを付けてファイルごと保存しておきましょう。

まとめ

かれこれ3年ほどe-Taxで提出しています。プリントアウトして郵送しても良いのですが、その場で申告完了が確認できるのが嬉しいですね。

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