各所(?)で話題ですが、2021年3月からマイナンバーカード健康保険証としての利用がスタートします(実際に使用できるかどうかは医療機関側の対応状況次第であり、既存の健康保険証が直ちに不要になるわけではありません)。
令和5年3月までの全医療機関での対応を目指しているそうですが、対応医療機関であれば自身の処方歴が取得できるなど、利用者側にとってもメリットの大きい仕組みであり、ぜひ普及を期待したいところです。
申込みは一瞬

マイナポータルから申し込みを行いました。以前はIEのみの対応でした(参考:https://comemo.nikkei.com/n/n1c9103c81c79)が、Chromeやchromium版Edgeにも対応していました。
マイナンバーカードと対応ICリーダーさえあれば5分とかからず終了します。何か入力項目や選択肢があるわけではなく申し込むかどうかのみで、申し込みというよりは、「同意」を表明した、というイメージかも知れません。
処方薬のデータはどこにあるのか
「オンライン資格確認などの普及に向けた取組情報について(保健局・令和元年12月)」などにありましたが、マイナンバーカードを用いた本人認証により、病院や薬局が自己情報取得APIを通じて国保連などに蓄積された薬剤情報を取得する、という流れのようです。

お薬手帳を確認しても、貼り忘れなどもありますから、まずは薬剤情報だけでもあると大きく違いますね。入院中の投薬も反映されるのか、などはまだ良く分かりませんがその辺りもまた分かってくるでしょう。
いずれにせよ、このような情報化の流れは歓迎です。
利用が開始されたら、マイナポータルから自身の処方歴を確認してみたいと思います。